〔12月12日カルチャーセンター〕
在来作物への関心がとても高まっています。
在来作物とは、ある地域で数十年以上前から栽培者によって種苗の保存が続けられ、食用をはじめ、薬用などの用途に供されてきた作物の品種または系統のこと言うそうで、商業品種と違い、収量が少なく・・見てくれも悪く・・味も苦かったり辛かったりする・・そんな個性的なところが特徴のようです。
在来作物に関心が高まっている理由として
・懐かしさが新しく感じられ魅力的に映る。
・大量生産や大量消費の時代が過ぎ、個性の時代が到来。
・効率至上主義の時代から心の交流の時代になっている。ということが挙げられていました。
阿賀北の在来作物発掘状況として、今回は、阿賀北の新発田市加治川地区:枝豆(大峰かおり)や新発田市五十公野地区:日本いちじく(蓬莱柿)そして胎内市中条地区:チューリップ(萩屋交配品種・星占い)など9品種が紹介されました。
そして、消費者としてどのように
在来作物のみならず伝統作物や伝統のうまいものとつきあっていけば良いのかというと、
積極的な利用(食べること)であり、それが生産者支援につながり、作物そのものの保全にもつながるということでまとめられました。
また、健康食品として注目の
エゴマ栽培に取り組んでいる阿賀野市の事例も紹介されました。
エゴマは
アルファ・リノレン酸という人間が生きていく上で欠かせない油(必須脂肪酸)を含み、生活習慣病または成人病(ガン、動脈硬化、脳こそくなど)にも有効なことが最近明らかになってきています。
猿害対策にもいいそうです。
食べてみました。
ゴマの味はしませんでした。
しそ科だそうです
« いちごの高設栽培 l ホーム l 品目横断的経営安定対策説明会の資料配布 »